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■ 和書 |
シャーロック・ホームズ 生誕100年記念 1987/講談社/アラン・アイルズ著 日本シャーロック・ホームズ・クラブ 訳/144P/3,000円/絶版 百年記念に相応しく、作者や正典についてから映像作品に付いてまで幅広く取り扱われています。帯に書かれた『この一冊であなたもシャーロッキアンに!』にの言葉に偽り無しという感じです。 |
シャーロック・ホームズ原画大全 1990/講談社/J.Bショー・小林司・東山あかね編/395p/2,000円/絶版 お馴染みのS・バジェットから、アメリカやフランスなど各国のイラストレーターが描いた挿し絵が、作品ごとに掲載されています。(全挿し絵が収録されているのではないです)同じシーンでも描く人が変わると印象が変わるのが面白いです。 名場面集として、50枚以上のグラナダ版のカラー写真が載っているのも嬉しい。 |
それはホームズから始まった 掌編ミステリー映画史 1993/フィルムアート社/児玉数夫著/310p/2,472円 1910年から1980年までの主なミステリー映画を紹介した本。 ホームズについて書かれたページは少しですが、著者は『シャーロック・ホームズの勝利』等のビデオの解説をされている方だけあって、紹介には熱が入っております。 超ネタばれ本ですので、ネタばれ嫌いの方はご注意を。 |
シャーロック・ホームズ百科事典 1997/原書房/マシュー・バンソン著 日暮雅通 訳/505p/3,800円 正典やパスティーシュについての解説のみならず、多くの舞台や映像作品のリストや紹介が載っていて、非常に参考になります。 このサイトの作成にあたって最も頼りにさせていただいた本です。 |
NHKテレビ版 シャーロック・ホームズの冒険 1998/求龍堂/ピーター・ヘイニング著 岩井田雅行・緒方桂子 訳/287p/2,600円/絶版(復刊へ向けて復刊ドットコムにて投票受付中) 『The Television Sherlock holmes』という洋書の第3版(左画像→)を翻訳した本。 グラナダ版について多く言及されていますが、それ以前の映像作品についても写真付きで書かれており、見て良し読んで良しのお得な一冊。 |
テレビ版 名探偵ポワロ 1998/求龍堂/ピーター・ヘイニング著 岩井田雅行・緒方桂子 訳/150p/1,800円/絶版(復刊へ向けて復刊ドットコムにて投票受付中) 上記のホームズ本の姉妹本で名探偵ポワロの解説本。ロンドン・ウィークエンド・テレビジョン制作のシリーズ(デヴィッド・スーシェ主演)が主に取り上げられていて、第45話『もの言えぬ証人』までの解説が収録されております。 全話制作された暁には、是非完全版を出版していただきたいです! |
名探偵ポワロの華麗なる生涯 1998/晶文社/アン・ハート著 深町眞理子 訳/307p/3,200円 ポワロの生い立ちから探偵として活躍し、そして生涯を終えるまでを綴った伝記のような本。年代別のポワロの言動や、登場人物紹介など様々なことが載っていて面白いのですが、その分話があちこちに飛ぶのでちょっと分かりづらいのが玉に瑕。 |
シャーロック・ホームズの世界 2000/求龍堂/マーティン・ファイドー著 北原尚彦 訳/145p/2,000円 ホームズやコナン・ドイルの事ばかりでなく、その当時の時代背景や人々の暮らしについて写真付きで幅広く扱われています。 |
ミステリ・ハンドブック シャーロック・ホームズ 2000/原書房/ディック・ライリー&パム・マカリスター著 日暮雅通 訳/370p/1,800円 正典についてのコラムが主な内容。登場人物についての考察から、シャーロキアンについてなど盛りだくさん。 |
シャーロック・ホームズ事典 2003/すずさわ書店/ジャック・トレイシー著 各務三郎 訳/430p/3,800円 正典に出てくる様々な人や物についてだけでなく、その時代におけるロンドンについても、3500項目に渡り具体的かつ簡潔に説明してあります。 |
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■ 洋書 | ||
THE SHERLOCK HOLMES Scrap Book 1973/TREASUREPRESS/by Peter Haining/128p/£5.99 タイトル通りホームズのスクラップブックです。正典の挿し絵や俳優についてなど、とにかく色々詰め込まれています。イラスト化された221bの間取りなども有り。 ピーター・カッシングが前書きを寄せております。 |
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Sherlock Holmes & Doctor Watson Annual 1979/Grandreams/by Grandreams/60p/£1.95/絶版 1979年にアメリカで制作された『Sherlock Holmes and Doctor Watson』という作品を元に描かれた漫画が半分ほどと、写真が少々載っています。 ちなみに、この作品のレストレードは、グラナダ版の『入院患者』でブレッシントンを演じたパトリック・ニューエルだったのには吃驚。 |
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THE FINAL ADVENTURES OF SHERLOCK HOLMES 1981/HALE/by Sir Arthur Conan Doyle Introduced by Peter Haining/251p/£17.99 コナン・ドイルが書いたホームズ物の戯曲『王冠のダイヤモンド』等をピーター・ヘイニングが編集した本。字がいっぱいなのでまだ読めていません……。 表紙はグラナダホームズですが、中に写真は有りません。残念。 |
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THE FINAL ADVENTURES OF SHERLOCK HOLMES 1985/BARNES & NOBLE/by Peter Haining/208p/$4.95 上記の同タイトル本のソフトカバー版。ちょっと削られた話もありますが、こちらにはジェレミー・ブレットから寄せられた前書きが有ります。 |
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THE SHERLOCK HOLMES COLLECTION 1987/Lindsay & Co.Ltd/by Charles Hall/100p/£10.95 映像作品だけでなく、グッズや書籍なども紹介されています。日本のホームズ・パブの看板も載っています。 写真が多く、珍しいロシア版の映像作品の写真もあり。 |
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FILES MAGAZINE FOCUS ON SHERLOCK HOLMES 1987/CANADA/by John Peel/53p/$9.95 映像化された作品の中でも、特に有名なラズボーンやブレットの作品を写真入りで紹介してある……というか、ほとんど写真ばかりの本。しかも、同じ写真が何枚も使い回しされているし、字はやたらでかいしで、ちょっと損をした気分になる本。 |
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MYSTERY! A CELEBRATION 1996/BAY BOOKS/by Ron Miller/304p/$39.50 ホームズやポワロ、修道士カドフェルや第一容疑者など海外でドラマ化された探偵たちを写真入りで紹介してある本。 しかし、分類にホームズの『ヴィクトリアン探偵』は分かるとして、ポワロの『エレガント探偵』って何ですか! ……素晴らしい分類です。 |
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Starring SHERLOCK HOLMES 2001/TITAN BOOKS/by David Stuart Davies/192p/£29.99 歴代の映像化されたホームズ作品に関する本。1908年のヴィゴ・ラルセンから2000年のマット・フリューワーまでの主な映像作品をカラーで紹介しています(黒白映画の写真は当然黒白ですが)。日本の犬ホームズや三毛猫ホームズのことも紹介されています。 |
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Sherlock Holmes on Screen 2002/REYNOLDS & HEARN LTD/by Alan Barnes/240p/£17.95 1899年の芝居から2001年までの映像作品が、アルファベット順に紹介されています。 写真と解説のバランスが取れていて、見やすい本です。 |
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2002/BBC Worldwide/34p/非売品 表紙だけでは何の本だか分からないので、内表紙もアップ。 BBCからピーター・カッシングのDVDを購入した際に同梱されていたおまけの小冊子。ホームズの記事は7ページ。残りは『ドラキュラ』と『ドリアン・グレイの肖像』(ジェレミー・ブレットが画家役で出演!)に付いての記事でした。 |
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□ グラナダ関連 | ||||
The Television Sherlock holmes 1986/W H ALLEN/by Peter Haining/224p/£14.95/絶版 『NHKテレビ版 シャーロック・ホームズの冒険』の元になった本ですが、この初版はまだ放送途中に発行されたため『六つのナポレオン』までの解説しかありません。が、NHK版には載っていない写真も有るので要チェック。 また、この本の3版の謎についてご存じの方がいらっしゃいましたらご連絡下さい。 |
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・SPECKLED BAND ・PROBLEM OF THOR BRIDGE ・NAVAL TREATY ・THE MUSGRAVE RITUA 1983〜91/IAN HENRY PUBLICATIONS/by Jeremy Paul/39p↑/£5.45 グラナダ版の台本。これを見ながらドラマを見ると、微妙に台詞が増えたり変えられているシーンなどが有って面白いです。現在発売されているグラナダTVの台本はこの4作しかないらしく、全てジェレミー・ポール氏の脚本です。マスグレープの台本の裏表紙に、養蜂家に扮したホームズとワトスンのツーショットという、内容とまったく関係ないけれど素敵な写真が使われているのも見所の一つ。 |
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SHERLOCK HOLMES ALBUM GRANADA COMPANION NUMBER ONE/ 1987/GRANADA COMPANION/40p/£4/絶版 カラー写真がふんだんに使われたグラナダ制作のパンフレットのような本。 撮影風景だけでなく、ヴィクトリア朝当時の写真やバジェットのイラストなども紹介されていて、グラナダファン以外でも十分楽しめます。 |
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1988/WYNDHAM'S THEATRE/60p/不明/絶版 ジェレミー・ブレットとエドワード・ハードウィックの2人芝居のパンフレット。表紙が寂しいので中の画像もアップ。 俳優やディレクターの経歴紹介や、映像や演劇関連のホームズ物の歴史などが写真入りで記載されています。 ※内容について詳しくはこちらのページをご覧下さい。 |
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The Secret of Sherlock holmes 1989/PLAYERS PRESS/by Jeremy Paul/59p/$11.00/絶版 上記のお芝居の台本。 ワトスンとホームズが、お互いの出会いから『空き家の怪事件』までを心情を交えながら回想しているというお話。推理物というより友情の物語です。 再版の度に装丁が変わるので重複買いに注意。 |
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BENDING THE WILLOW 1996/Calabash Press/by David Stusrt Davies/209p/$32.95 ジェレミー・ブレットに関する伝記の中では、かなり評判の良い本。 ホームズ以外の舞台での写真なども掲載されています。が、ホームズ物として珍しい写真は特にないです。絶版になっておりましたが2002年に復刻されました。 |
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'DRACO DRACONIS' 1996/ALTAMONT PUBLISHING/by Brett Spencer & Dorian David/251p/£14.99/絶版 パスティーシュ本なのですが、グラナダ版を意識して書かれているそうですのでご紹介。 グラナダ俳優のカラー写真が多数有り、見た事がない写真も多くグラナダファンには必見です! 養蜂家の格好をしたブレットの全身写真も有り。内容は……あまり芳しくないと言う評判ですのでまだ読んでいません。 |
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THE BAKER STREET FILE 1997/Calabash Press/by Michael Cox/105p/$16.50 グラナダシリーズを制作するにあたって、原作を元に作成された資料。 服装や癖などが、原作から抜粋してあります。 絶版になっていましたが、2002年に復刻されました。 |
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THE MAN WHO BECAME SHERLOCK HOLMES 1997/Virgin Publishing Ltd/by Terry Manners/244p/£14.99 2001年に再版されて表紙が変わっています。 かなり評判の悪い本なのでまだ読んでいません。(米国や英国アマゾンの書評でボロクソに言われています) でも、舞台やドラマに出演された際の写真が見られるのが嬉しい。 |
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Remembering Jeremy Brett 1997/Rupert Book/Michei Cox & R.Dixon Smith/32p/£10 中綴じ一色刷の薄い本。ブレットの写真が一枚だけ載っていますが、後はコラム集のような感じで、短い記事が羅列されています。 雑誌に掲載した記事をまとめた物のようです。 |
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Jeremy Brett & David Burke 1998/Rupert Book/by R.Dixon Smith/£8.00/40p/ こちらも上の本と同じく中綴じ一色刷ですが、写真が有るのでちょっとだけ豪華。 グラナダ版のホームズについてが主流ですが、それ以前のホームズについても紹介されています。 |
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The Jeremy Brett - Linda Pritchard Story 1998/Rupert Book/by Linda Pritchard&Mary Ann Warner/146p/£20 ブレットの亡くなる数年前から最後までずっと彼を支えた女性の手記。おのろけらしいのでまだ読んでいません。 撮影の合間や私生活が垣間見える写真も有り。 |
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A Study in Celluloid 1999/Rupert Book/by Michael Cox/226p/£19 グラナダ版の最初のプロデューサーによって書かれた、グラナダの撮影裏話集の様な本。俳優だけでなく、制作チーム全体について書かれています。 |
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A Pictorial Tribute To JEREMY BRETT 2001/PARADISE BOOKS/by Linda Pritchard/120p/£15 写真集と言っても過言ではないほど写真だらけ。まだ学生かと思われる若い頃の物から、色々な舞台やドラマの写真があり、ブレットファンなら絶対買い! な一冊。 |
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『ザ エス・エイチ シリーズNO1 ホームズの虫めがね』 2004/ミスト・パブリッシング発行/A5/650円/56p “ミステリチャンネルでホームズを楽しむ”という事で2004年12月にミステリチャンネルで放送されていた『グラナダ版 ホームズ』のガイドブック的に発売されていたようです。表紙は素敵ですが、見た目も中身も薄い本です…… |
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Danicing in the Moonlight 2006/by David Stuart Davies/MDF The BiPolar Organisation/122p/£14.95 『BENDING THE WILLOW』と同じ著者によるジェレミー・ブレットの伝記です。 すべて白黒ですが20枚の写真があり、撮影の合間の素顔のジェレミーがかいま見れて素敵です。 |
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※基本的に 表記した発行年は初版。ページ数は最終記載されている数字で、遊び紙や表紙を含んだ総数ではありません。『絶版』表記がない本も絶版になっている可能性があります。また、絶版とした本が再販されている可能性もあります。詳しいことは書店か出版社にお問い合わせ下さい。 英語の怪しい私の紹介ですので、間違った解説が付いている可能性が多々あります。間違いがありましたらご指摘下さい。 まだ読めていない本も掲載しておりますので、内容についての子細を聞かれてもお答えできません。 敬称は略させていただいています。ご了承下さい。 |