◇ 久々のデヴィッド・スーシェ ポワロの新作 ◇ |
デヴィッド・スーシェ主演のポワロの新作がついに日本上陸!
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やっぱり一番気になるのは「ナイルに死す」ですね。 ピーター・ユスチノフの「ナイル殺人事件」が素晴らしい出来でしたので、今回も期待大です。 でも、最近のエジプトの遺跡は立ち入れなくなった場所が沢山あるそうですので、カルナック大神殿でのアクシデントや、ユスチノフ版での名シーンのアブシンベル神殿でのジャクリーンの「神殿へようこそ!」のシーンは撮影できたんでしょうか? その辺りも楽しみです。 異国の素晴らしい景色を楽しめるのが、クリスティ作品での楽しみの一つでもありますよね。 ただ、今回はどの作品にも愛すべきポワロファミリーのヘイスティングスやミス・レモン、ジャップ主任警部がいらっしゃらないようなのが残念です。 やっぱり彼らがそろっていないと寂しいです。 そういえば、推理作家のオリヴァ夫人が出てくる話はなかなか撮影されませんね。どどんと大物女優を起用されるのでしょうか? ピーター・ユスチノフの『死者のあやまち』ではジーン・ステイプルトンが愛すべきオリヴァ夫人を好演されていましたが、こちらでは誰が起用されるのか。これまた楽しみです。 スーシェ・ポワロでオリヴァ夫人出演作品を撮られるなら、ユスチノフ版では語られなかったリンゴのエピソードは是非入れていただきたい。やっぱりオリヴァ夫人にはリンゴが付き物でしょう! |
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◇ 8月23日 「ナイルに死す」 ◇ |
名探偵ポワロ 「ナイルに死す」 BS2 8月23日(火)午後8時〜9時39分 |
とうとう今日です! 楽しみ〜♪ しかし、『名探偵ポワロ ナイルに死す』と、続けて書くと、ポワロがナイルで死んじゃう話みたいで嫌な感じだと今気づきました。 それはともかく、皆様録画の準備は整いましたか? 後は、地震だの事件だので無粋な速報が入らない事を神に祈るのみですね。 速報が入るくらいならまだしも、中止になんかなったら泣くからね! NHKさん! しかし、今週は楽しいことで忙しいです。 金曜までずっとポワロさんづくしで、土曜には『ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)とグラナダ・ホームズを語る』の、りえさん主催の“ジェレミー・ブレットオフ会”に参加させていただくのです。 嬉しい〜。ホームズやジェレミーの話を心ゆくまで出来るほどはまってくれている友人は居ないので、存分に楽しんでこようと思います。 そして楽しいことがすんだら怒濤のように仕事しないと……。つーか、今週こんなことをしているなんてばれたら殴られるだろーなぁ。持ち帰りの仕事が全然出来てないんで。 会社の人には、このサイトのことは絶対に教えられないです。 でも、『妖怪大戦争』見に行きたいのを我慢して仕事したから、ちょっとは許して欲しいな。仕事が終わったら見に行くぞ! ……それまで上映しててくれればいいんだけど。 |
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◇ 8月24日 「杉の棺」 ◇ |
名探偵ポワロ 「杉の柩」 BS2 8月24日(水)午後8時〜9時34分 |
「ナイルに死す」 久々のスーシェさんのポワロはやっぱり可愛い〜! お腹の詰め物が増量されていた気がしたのですが、気のせいでしょうか? 転がしたらコロコロ転がっていきそうでますます可愛いポワロさんでした。 神殿での撮影は、やっぱり昔より規制があったのか、遺跡にさわったり乗っかったりはしてませんでしたね。でも、美しいエジプトの風景が堪能できて良かったです。でも、クルージング船の内装が豪華で美しかったのに比べ、外装がちょっと薄汚かったのが残念。 話は、原作が手元にないのであやふやですが、結構人間関係がシンプルにされていて容疑者も少なくて分かりやすくなっていたような気がします。 でも、容疑者を減らしたことでテンポは良くなったと思うのですが、ちょっと緊迫感に欠け、ユスチノフ版で感じた『何か起こるぞ!』というような高揚感が少なかったです。 詳しい内容については、また後日まとめますので、この辺で。 「杉の柩」 誰も彼も怪しい感じで、それでいてさりげなくヒントが散りばめられていて良かったです。 あぁ、でもやっぱり警部はジャップ主任警部じゃなきゃ嫌だ。ヘイスティングとミス・レモンも恋しいよぅ。今までは原作に彼らが出ていない話でも工夫して出してくれていたのに。次の制作では是非出していただきたいです。 ところで、英国のサンドイッチってどうしてあんなに不味そうなんでしょうか。スコーンは凄くおいしそうでしたが、サンドイッチはひどかった。 以前何かのテレビ番組でも『英国貴族が入れる本格アフタヌーンティ』を紹介されていたのですが、そこで出されたサンドイッチの中身は薄切りキュウリ2枚という驚きの代物でした。 コメンテーターさんが「紅茶が進むと言うより、紅茶を飲まないと飲み込めない……」というようなコメントをされていたのが印象的でした。 私が日本の喫茶店や、デパート主催の『英国展』でしたアフタヌーンティでは、結構おいしいサンドイッチだったんですが、日本人向けにアレンジしてあったのかな? などと、話と関係のないところに気が行ってしまいました。 さらに、見ている途中で家族から「駅まで車で迎えに来て」コールをされて、後少しで犯人が! と言うところで外出する羽目に。 録画してるからいいか〜、と思いながらも録画に失敗してたらどうしよう! と、ちょっとドキドキしながら行ったのですが、無事に撮れていて最後まで見られて一安心でした。 なんだか台風の影響で、各地で画像が乱れたり写らなかったりと大惨事が巻き起こっているようですね。 家は幸い被害がなかったのですが、台風は徐々に日本に近づいて来てますから明日は我が身と戦々恐々です。 どうか台風が昼間の内に、被害も出さずに通り過ぎてくれますように。 |
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◇ 8月25日 「五匹の子豚」 ◇ |
名探偵ポワロ 「五匹の子豚」 BS2 8月25日(木)午後8時〜9時34分 |
子供時代のルーシーちゃんが可愛いかった〜! 間抜けなタイトルなのにドロドロした人間模様が主体のこのお話。ただ、さわやかな湖畔の森の中だったお陰か、映像的にはそんなに暗くは感じなかったです。でもやっぱり暗い話でしたが。 回想シーンが多くって、ポワロさんはほとんど相づち打っているだけという、ポワロ物としての面白みはない話になっちゃってました。 やはり関係者とのアポをミス・レモンが取るとか、ヘイスティングスの車であちこち移動するとか、ほんの些細なことでもいいんでポワロファミリーを出して欲しかったです。 制作が変わったと聞きましたが、今後もこんな路線で行かれるのでしょうか? ベッドシーンも毎回入ってるし……。そりゃあ昨今のドラマに比べれば大したことはない程度でしたが、ポワロって家族で見ても大丈夫というイメージというか、誰もお色気シーンなんて望んでないドラマだと思うんで、かえって邪魔に感じました。 恋愛関係にあると言うことを、ベッドシーンを入れることでしか表現できない能なしな制作に変わったという事? と、ちょっと厳しい事を考えてしまいます。 それはさておき、ラストは「ホロー荘の殺人」 いよいよエドワード・ハードウィックがご出演ですよ! デヴィッド・バークに続いてグラナダ版ワトスンがポワロシリーズにご出演。ホームズもポワロもどっちも好きな私としては嬉しい限りです。 25日も台風被害で見られなかった方が多数出たようですが、26日は大丈夫みたいなので、全国各地みんなでエドワードさんを見ましょう! あぁ、楽しみだけど、これでまたしばらくポワロさんとお別れと思うと寂しくもあります。 またDVD−BOX完全版を購入するので、それを見ながら新作を待つとします。 ――ジェレミー・ブレット亡き今、待てるという幸せをしみじみと感じます。 |
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◇ 8月26日 「ホロー荘の殺人」と、ジェレミー・オフ会の事◇ |
名探偵ポワロ 「ホロー荘の殺人」 BS2 8月26日(金)午後10時〜11時34分 |
久々のエドさんが存分に堪能できました。スーシェさんとツーショットですよ!! バークさんはスーシェさんと一緒のシーンが無かったので、今回は凄く嬉しいです。 話的には特にこれと言って可もなく不可も無く……と言いたいところですが、正直に言うとエドさん以外に見所はなかったです。 原作自体あまり評価が良い話ではないので、仕方がないかな? 頭髪がお揃いになっているエドワードさんとスーシェさんの可愛いお姿を、ひたすら愛でるしかなかったです。 さて、これで今回の放送は全て終了したわけですが、今回放送されたポワロシリーズのテーマは“ベッドシーン”だったみたいですね。 毎回律儀に入れてくれて……。「ベッドシーンを入れよう」と言い出した人が、タンスの角に足の小指を思いっきりぶつけますように、と祈っている自分が居ます。 別にエロが嫌いだなんて嘘は言いませんが、ポワロシリーズには本当に入れて欲しくないんですよ。 例えるなら、日曜日に子連れで動物園に行って可愛いペンギンの姿に和んでいるときに、いきなりそのペンギンが交尾を始めたかのような、何とも言えない居心地の悪さを感じるんです。それが悪いことではないと分かっていても、それでも帰りの電車の中でやけに無口になってしまう、そんな感じ。 ホントにもう勘弁して下さい。 話はガラリと変わって『ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)とグラナダ・ホームズを語る』の、りえさん主催の“ジェレミー・ブレットオフ会”はすっごく楽しかったです! 27日は近来希にみる幸せな日でした。 ジェレミーファンみんなでジェレミーの映像を見て写真を見て本を見て話をして、とどめはヴィクトリアンな雰囲気のカフェでアフタヌーンティですよ。 さらに帰りの車窓からは花火が見られて、家に帰ればポワロ完全版DVD−BOXが届いていたとくれば、他に何を望めと言うのでしょう。 参加者がみんなジェレミーの事が大好きで、その気持ちだけで北は新潟、南は京都と各地から、受験生だのOLだの色んな人が集まれるって素敵ですよね。 特にりえさんのジェレミーへの愛の深さはまさに脱帽物でした。誰かを好きになるって凄いパワーを生むんですね。 ホームズ役者なら誰でも見る! という自分がひどく浮気者な気分になりました。 でも、ジェレミーの事が大好きなのは本当ですので、またの機会が有れば是非参加させていただきたいと思いました。 |
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