■ Edward Hardwicke 〜グラナダTVの二人のワトスン〜


ハードウィック・ワトスンについて語ろう!

快活な腕白バーク・ワトスンから、落ち着いた大人なハードウィック・ワトスンへの交代。
ハードウィックは見た目だけではなく、中身も温厚で大人な方だったようです。

プレス用に撮られた撮影外の写真を見比べると、二人のブレットとのつき合い方の違いがよくわかります。
バークはブレットに銃を突きつけてふざけっこをしたり、肩に肘を乗っけたりと、じゃれ合っているのに比べ、ハードウィックとの写真では、ハードウィックがそっと佇んでいるところにブレットの方が虫眼鏡を向けてみたり肩に手をおいたりしていて、ブレットにとってバークは一緒に遊ぶ友達で、ハードウィックは保護者のように頼られていた存在だったように見えます。

これは後年ブレットが自身の病気や奥さんの死によって受けた精神的痛手から、頼れる存在を求めていたからだろうとか書籍には書かれています。確かにそれもあると思いますが、誰でもいいからではなく、やっぱり頼れそうな人でないと頼りませんよね。それだけの包容力をハードウィックは持っていたんでしょう。真の紳士という感じで格好いいです、ハードウィック・ワトスン!


 唇がキュートで可愛いだけのおじさんではないのだ。

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