■ DAVID BURKE 〜グラナダTVの二人のワトスン〜


バーク・ワトスンについて語ろう!

グラナダ版の初代ワトスン。デヴィッド・バークは『最後の事件』を最後に降板。
好評だったにも関わらず降板したのは、まだ幼い我が子との時間を持つためだったとか。降板は残念だけれど、そう聞かされちゃーファザコンな私としてはよい決断をなさった! と言うしかないです。
さらによい判断としては、友人でもあったエドワード・ハードウィックを次のワトスンに推薦なさったことでしょう。
――このあたりの話は有名ですので、さらりと流して、私の個人的な話にいきましょう。

私はテレビ放送中には配役交代に気づきませんでした。
バークとハードウィックの見分けがつかないなんて今では考えられないですが、当時は本当に全く気づいていませんでした。
気づいたのはDVDを買ってから。気づいてからは、何故気づかなかったのか不思議で、自分の間抜けさにへこみました。よくこれでワトスンファンだなどと言えたもんだと。
でも、昨今ネットで多くのグラナダファンの方が「気づかなかった」とおっしゃっているのを見て、自分だけじゃなかったのねと、少し安心。
さらに、海外のサイトで、バークの写真にハードウィックのサインを添付した物が販売されていたのを見て脱力。

まだ私たち東洋人は見慣れていない白人さんの区別は付きづらいのさ! と申し開きは出来るけれど、同種の白人さんが間違うなよ〜。
まぁ、それだけあの交代がナチュラルかつ的確になされた成果だと思っておきましょうか。

本当に見事でしたよね。でも、これが逆、ハードウィックからバークだったらこうはいかなかったでしょうね。やはり若い頃は快活なバーク・ワトスン。後は落ち着いたハードウィック・ワトスン。なんて素晴らしいバランス!

ところで衣装のことなんですが、バーク・ワトスンは柔らかい雰囲気を出すため茶色などの暖色系のコートで、ハードウィック・ワトスンはシャープさを出すためにグレーなどの寒色系のコートを着ていたのかな? と思っているのですが、実際のところどうなんでしょうね。

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